この記事で解決できるお悩み
- マルトデキストリンを飲んでみたいけど、どんな効果があるの?
- マルトデキストリンてどうやって飲むの?
- ダイエット中に飲んでもいいの?
- マルトデキストリンの注意点を知りたい!
- マルトデキストリンとクラスターデキストリンは何が違うの?
「マルトデキストリンを飲んで今よりもっと効率良く筋肉を大きくしたい」と思ったことはありませんか?
この記事で紹介する『マルトデキストリンの効果や飲み方についての解説』を読めば、きっと「効率的に筋合成を高めて筋肉を今までよりもっと大きく成長させることができますよ」。
なぜなら、僕も実際にマルトデキストリンを飲み始めてから、年々筋肉で体を大きく成長させることができているからです。
この記事では、「マルトデキストリンの効果や飲み方ついての解説や、マルトデキストリンを飲む時の注意点、マルトデキストリンとクラスターデキストリンとの違い」などをご紹介します。
記事を読み終えると、今後、マルトデキストリンの飲み方で悩むことは一切なく、迷わずに効率良く筋肉を増量(バルクアップ)させることができますよ!
※「すぐにマルトデキストリンの飲み方を知りたい!」という方は、「マルトデキストリンの飲み方3つ」へ進んでみてください!
目次
マルトデキストリンとは
マルトデキストリンとは炭水化物の粉(カーボパウダー)のことで、デンプンを加水分解して作られたグルコースがいくつか結合した糖質のこと。
高GI値で消化吸収が速いので血糖値を素早く上げてくれる効果があり、トレーニング中に素早くエネルギー源として利用できたり、トレーニング後の早めのリカバリーに役立ちます。
同じ糖質のブドウ糖と比べ浸透圧を上げないので、胃腸にやさしく、胃のむかつきや下痢がおこりにくいといった特徴がある。
色は白くて味はほんのり甘く、1グラム当たり4キロカロリー。
他の飲み物に混ぜて飲んでも、味を邪魔することなくスムーズに摂取可能です。
マルトデキストリンの効果4つ
マルトデキストリンは消化吸収が速く手軽に速く糖質を摂ることができます。
増量(バルクアップ)中の栄養補給には必須のサプリメントといってもいいでしょう。
もちろん、減量中もイントラワークアウトドリンクとして飲むことでカタボリックを抑制してくれるので、増量、減量関係なく通年飲むのが正解です。
筋トレして筋肉をつけながらダイエットしている女性にもおすすめします!
マルトデキストリンの効果はざっくりいうと4つあります。
マルトデキストリンの効果4つ
①カタボリック抑制効果
②トレーニング中バテなくなる
③集中力の向上
④アナボリック促進効果
一つずつ解説していきます。
1:カタボリック抑制効果
トレーニング中にイントラワークアウトドリンクとして摂取すると筋肉の分解抑制効果があります。
炭水化物(糖質)が不足した状態でトレーニングすると、体内のタンパク質からエネルギーを作り出そうとしてしまい筋分解が生じてしまいます。
筋肉を増やすためにトレーニングしているのに、トレーニングをして筋肉が分解されてしまってはせっかくのトレーニングが無意味になってしまいますよね。
効果的なトレーニングにするためにマルトデキストリンを活用しましょう。
2:トレーニング中バテなくなる
トレーニング前に飲むと筋肉のグリコーゲンの貯蔵ができるのでカタボリックを抑制したり、強度の高いトレーニングを行っても追い込むことができます。
トレーニングに必要なパワーを発揮するためには、炭水化物(糖質)が十分に満たされている必要があります。
炭水化物(糖質)が不足していると高強度のトレーニングで追い込むことができないので、筋肉を成長させるうえでマイナスとなってしまいます。
トレーニングする時は、十分な炭水化物(糖質)の摂取を心がけましょう。
3:集中力の向上
脳へ炭水化物(糖質)が行き渡ることでトレーニングの集中力を向上させてくれます。
トレーニングの集中力が上がると、より重い重量を扱えるようになり、高強度のトレーニングや追い込みができるようになるでしょう。
また、集中力の向上は思いがけないケガの防止にもつながるので、マルトデキストリンの摂取は筋肥大させるのに大きなメリットとなります。
4:アナボリック促進効果
トレーニング後のリカバリーとして飲むことで、より多くのグリコーゲンを素早く蓄えることができ、インスリンの分泌を助け、筋肉の合成を高める効果があります。
トレーニングによって体内の筋肉にある多くのグリコーゲンが失われ、グリコーゲンが枯渇した状態になります。
このグリコーゲンが枯渇した状態が1時間以上続くと、筋分解が起こりはじめカタボリックになってしまうので注意が必要。
トレーニング後は素早く炭水化物(糖質)を吸収できるマルトデキストリンを飲み、枯渇したグリコーゲンを補いアナボリックな状態にしてあげましょう。
マルトデキストリンの飲み方3つ
マルトデキストリンの飲み方はおもに3つあります。
マルトデキストリンの飲み方3つ
①トレーニングの1時間前(プレワークアウトドリンクとして)
②トレーニング中(イントラワークアウトドリンクとして)
③トレーニング後(ポストワークアウトドリンクとして)
順番に見ていきます。
1:トレーニングの1時間前(プレワークアウトドリンクとして)
水500mℓ~1ℓに体重1㎏あたり0.5g溶かして飲む。
トレーニングの1時間前にプレワークアウトドリンクとして飲むことで、筋肉のグリコーゲンの貯蔵ができトレーニング中のカタボリックを抑制します。
2:トレーニング中(イントラワークアウトドリンクとして)
BCAAやEAAに体重1㎏あたり0.5g混ぜて飲む。
トレーニング中にイントラワークアウトドリンクとして飲むことで、エネルギー源となるグルコースを補いながらトレーニングを行うことができます。
カタボリックの抑制や、扱う重量を上げて追い込めるようになったり、集中力向上にも役立ちます。
トレーニング中に飲めば、トレーニング後に再びマルトデキストリンを飲まなくても大丈夫です。
3:トレーニング後(ポストワークアウトドリンクとして)
プロテインに体重1㎏あたり0.5g混ぜて飲む。
トレーニング後にポストワークアウトドリンクとして飲むことで、枯渇状態の筋肉のグリコーゲンをリカバリーして素早く筋肉の合成を高め、筋肥大しやすくなります。
プロテインに関しては、以下で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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マルトデキストリンの一日の摂取量は?
マルトデキストリンの一日の摂取量は、体重×1gが適量とされています。
トレーニング時の通常の摂取目安は一回およそ20〜30g、増量期の人は一回およそ40〜50gほどが良いでしょう。
基本的に栄養は食事から摂ることを前提として、食事で足りていないカロリー分をマルトデキストリンで摂取するようにしましょう。
順番としては、下記のようになります。
①自分の一日の摂取カロリーを計算する。
→増量期なら計算で出した一日の摂取カロリーにプラス500~1000キロカロリーを摂るようにする。
→減量期なら計算で出した一日の摂取カロリーからマイナス500~1000キロカロリーにするようにする。
②PFCバランスを設定する。
③食事で足りていないカロリー分をマルトデキストリンで摂る。
マルトデキストリンの注意点4つ
マルトデキストリンの摂取は良いことばかりではなく、注意しなければいけないこともあります。
注意点は大きく分けて4つあります。
マルトデキストリンの注意点4つ
①大量に摂ると、低血糖を引き起こす場合がある
②体脂肪が増える場合がある
③糖尿病の人はNG
④トレーニングしない時は飲まないほうが良い
順番に見ていきます。
1:大量に摂ると、低血糖を引き起こす場合がある
マルトデキストリンを大量に摂ると、血糖値が急上昇しその血糖値を急激に下げようと、すい臓から大量のインシュリンというホルモンが分泌されます。
血糖値が急激に下がると低血糖状態に陥る場合があるので注意が必要です。
低血糖の症状は、「突然の頭痛、のどの渇きの増加、集中力の低下、視界のぼやけ、倦怠感」など。
この中で一つでも症状が出た場合は、マルトデキストリンの摂取を控えるようにしましょう。
2:体脂肪が増える場合がある
マルトデキストリンは1グラム当たり4キロカロリーと高カロリーです。
摂取量や摂取方法に注意しないと過剰に摂取してしまい、過剰分は体脂肪へと蓄えられてしまいます。
きちんとカロリー計算を行って摂取するようにしましょう。
3:糖尿病の人はNG
マルトデキストリンは高GI食品なので血糖値を急上昇させます。
糖尿病の人や糖尿病になりやすい人、インシュリンに抵抗をもっている人はマルトデキストリンの摂取は避けたほうが良いでしょう。
どうしてもトレーニングで筋肉を増やすために摂取したい場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
4:トレーニングしない時は飲まないほうが良い
トレーニングしない時(トレーニングの前、中、後以外)は、健康に悪影響をおよぼす可能性があるため飲まないようにしましょう。
なぜなら、マルトデキストリンを飲むことで生じる血糖値の不必要な急上昇は、血管を傷めたり高血糖が原因で腎臓に負担がかかってしまうことがあるためです。
最悪の場合、糖尿病になる可能性もあるので注意しましょう。
マルトデキストリンとクラスターデキストリンとの違いは?
マルトデキストリンの他にもクラスターデキストリンというものがあります。
マルトデキストリンとクラスターデキストリンの違いについて解説していきます。
マルトデキストリン
マルトデキストリンは、クラスターデキストリンよりもかなり急激に血糖値が上昇し、短時間で下降していく特徴がある。
水に溶けやすく、ほんのり甘い。
消化吸収が速く血糖値を急上昇させ急速に糖質を補給できる点がメリットであり、デメリットでもあります。
デメリットの理由は以下のとおり。
「運動誘発性低血糖」や「インシュリンショック」と呼ばれ、トレーニング開始の30分~45分前に多量の糖質を摂取すると、トレーニング開始時に血糖値が急上昇し、その血糖値を急激に下げるためインシュリンの大量分泌をおこし、「低血糖症」に陥る場合があります。
そのためできれば、
- トレーニングの1時間前まで
- 短時間のトレーニング中
- トレーニング後
の摂取が最適です。
糖尿病の人や糖質摂取に制限がある人は、基本的に摂取NG。
クラスターデキストリン
クラスターデキストリンは、日本の江崎グリコが開発した高分子のデキストリン(高度分岐環状デキストリン)で、マルトデキストリンよりも血糖値の上昇がゆるやかで、それを維持する時間が長いのが特徴。
冷水によく溶けて、甘みがほとんどない。
消化吸収が遅く血糖値がゆっくりと上昇するので、長時間のトレーニング中の摂取が最適。
糖尿病の人や糖質摂取に制限がある人でも、飲み方に注意すれば摂取OK。
まとめ:マルトデキストリンを飲んで筋肉を大きく成長させよう!
最後にご紹介した内容をおさらいしておきます。
マルトデキストリンについてのまとめ
①マルトデキストリンとは炭水化物の粉(カーボパウダー)のこと
②マルトデキストリンの効果4つ(カタボリック抑制効果、トレーニング中バテなくなる、集中力の向上、アナボリック促進効果)
③マルトデキストリンの飲み方3つ(トレーニングの1時間前、トレーニング中、トレーニング後)
④マルトデキストリンの一日の摂取量は、体重×1gが適量
⑤マルトデキストリンの注意点4つ(大量に摂ると低血糖を引き起こす場合がある、体脂肪が増える場合がある、糖尿病の人はNG、トレーニングしない時は飲まないほうが良い)
⑥マルトデキストリンとクラスターデキストリンの違いは、血糖値の上昇速度
マルトデキストリンは摂取量や摂取のタイミングさえ間違わなければ、それほど危険なものではなく、むしろ効率的に筋合成を高めてくれる増量期には必須のサプリメントです。
うまくマルトデキストリンを活用して、日々トレーニングを頑張っていきましょう!
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